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Ohotech 特盛 #6 に参加しました

イベント北海道


Ohotech 特盛 #6 に参加しました

北見 Advent Calendar 2013 の 16 日目担当の僕です。 北見には 4 年ほど住んでいたものの、イマイチなにも覚えていないので最近の話をします。

11/2 に北見で開催されたOhotech 特盛 #6参加しました。あ、それほど最近じゃなかった。

このイベントは、9月の OSC 北海道の懇親会の二次会で@bokusama@r_kawaishi@tomio2480に「卒業発表をやれ。やるならまた北見に行きたい。riaf も行くから。」と話していたのがきっかけだったと記憶しています。なんかやっぱり僕が東京に住んでいるとかお構いなしな感じが嬉しいやら…。

とは言え、呼ばれれば行くワタクシ。当日入り(ANA4777 羽田 11:15 → 女満別13:00)、翌日は高専カンファレンス釧路2に参加する、という日程で行ってきました北海道。前のエントリでも書きましたが今年 7 回目の北海道。行き過ぎ。ちなみに北見には去年の 7 月にも行っているようです

空港ついたら@tututenが迎えに来てくれてて、そのまま会場入り。もっと早い便があれば塩焼きそば食いたかったのにな。また行かなきゃならない説ありますね。

特盛 #6 のテーマは「コミュニティ」。サイトの方にも

今回のテーマは 「コミュニティ」 です。 コミュニティ活動とは一体どんなものなのか、IT勉強会の中身はどんな風になっているのか。 そのあたりのお話を聴くことができます。 技術ネタは薄めなので、非技術系の方でもお楽しみいただけると存じ上げます。

と書いてありました。が、トップバッターの僕は「どうせみんな同じ話するんだろ?」などイベントのテーマの存在を否定する狂った発言をしながら、「相棒」というタイトルで相棒の宣伝と、エンジニアの相棒である開発環境 (zsh, vim, etc…) についてのお話をしました。正直、すまんかった。

発表に使ったスライドは色んな意味で公にすることがはばかられるものになっていますので、公開は差し控えさせていただきます。みてもしゃーない。

「どうせみんな同じ話するんだろ?」とは言ったものの、発表したみんなそれぞれの考え方はやっぱりまるで違うもので面白かったです。 俺も話しておいたほうが良かったかもしれないですね(イマサラ)。

そういえば今回は美女に囲まれるオプションなかったなー。

というわけで、そんな僕とコミュニティのお話を書くことにします。 (まさかの前フリ)

そもそも「コミュニティ」とはどういうものでしょうか。OSX の辞書で調べてみると

1. 人々が共同体意識を持って共同生活を営む一定の地域,およびその人々の集団。地域社会。共同体。 2. 転じて,インターネット上で,共通の関心をもちメッセージのやりとりを行う人々の集まり。

と出てきます。このイベントで話される「コミュニティ」は後者に近いですね。インターネット上に限らないので、 1.5 くらいの場所のことを言うのかもしれません。Community 1.5。

僕がいわゆる技術系のコミュニティと関わりを持つようになったのはおそらく XOOPS のフォーラムが最初だったと思います。当時、高校生だった僕はプログラミングとかよくわかっていなかったのに、見よう見まねで XOOPS 用のモジュールを作ったり(Y!天気をスクレイピングして表示するとか、どう考えてもアウトなやつばかりでした。無知、怖い。)していました。DB がナニモノなのかイマイチわかってなかったので、SQL とか使わないで済むモジュールを…と思ったら簡単なものしか作れなかったんですが、緊張しながらモジュール公開したり、質問に答えたり(今考えるとたぶん間違った回答しまくってたんだろうなー)などしていたのを覚えています。

とても飽きっぽい性格なので、XOOPS も結局飽きてしまってその後は Ethna (まだバージョン 0.1.5 とかそれくらいのやつ。2005 年くらいかなあ?)で SNS システムを作ったりとかし始めるんですが、その頃から IRC の #Ethna チャンネルとかに join して、IRC デビューなどしていました。すごい人のすごさがわかりはじめた頃ですね。

高校〜大学くらいまでは、まだまだオンラインでのやりとりばかりでした。お金もないし、画面の向こうに人が居る実感もそれほどなく。

2007 年に Twitter が日本(のウェブ業界とかその周辺)で流行り始めたのをきっかけに、いろんな人との距離が近くなったなあと思います。いまは同じ会社になった(というか一緒に会社を作ってしまった)@sotarok とも Twitter きっかけで仲良くなって nequal とかを立ち上げたりしました。(nequal については @sotarok のブログが詳しいです。) 今思い返すと、そもそも同年代の、ウェブサービスとかに興味があるオトモダチって居なかったんですよね。この辺りでようやく、相手の年齢を気にするようになった(悪い意味じゃなく)というか、画面の向こうに人が居るんだなあっていう実感がわいたんじゃないかなと思います。

そして 2008 年、大学の友達と東京・静岡あたりで遊ぶのと絡めて(現地集合だったんだけど、結局、一緒に遊ぶはずの奴らとの日程がズレまくって、あまり一緒に遊べなかった。志田の野郎!)、オンラインで知り合った人たちに初めて会ってみる事になりました。その時の様子は @sotarok のブログが詳しいです(自分で書けよ)。いきなり @kensuu に会えてたり、今考えても面白いなあ。

この時に初めて「勉強会」チックなイベントに参加したんですね。イベントは「rhaco Riaf Conference 1」っていう、なんかおかしなタイトルで、ウェブ業界のすごい人達がなぜかたくさん集まってくれた不思議な会でした。rhaco っていう PHP のライブラリのイベントのはずが、気づいたら Java のフレームワークの話になってました。何を言っているのか(ry ここでもやっぱり、@sotarok のブログが詳しいのでリンク置いておきます。

もうずっと札幌だ釧路だ北見だってブログ書いてますが、この時はまだ北海道の人と出会ってませんでした。北海道に知り合いが居なかったから、東京に出てたっていうほうが正しいかもしれないです。(ということは、知り合いがいたら人生変わってたかもですね〜何が起こるかわかりませんね〜)

そして同じ年の 6 月、初めての OSC 北海道に参加します。この時に @kuppiと初めて会うわけです。「母」ブランディングが始まったのもこの辺、っていうか俺も「息子」として紹介されていたなあ。さらに 8 月、家族と旅行ついでに札幌で海グラマーの人に誘ってもらっておなじみの石鍋亭に。ここで LOCAL 的な人たちと初めてお話したのでした。

この辺りから活動は活発になっていきまして。

2008 年デビューのワリにいろいろ顔をだしました。まあ、まだ参加者として。という感じでしたが :p

2009 年ころからあちこちお話させて頂けるようになりまして。 rhaco kaigi, LDD09 Winter, Ruby Sapporo Night vol.10, etc..

この年、北海道の学生コミュニティもいろいろ立ち上がりました。まずはSAMIT9.05#1ですね。(室工大、全然聞かなくなってしまったな…)ぼくは @bokusama と一緒に応援しに行きました。そこで @onodes@hokkai7go 、あとなんか変な人達と知り合って「近くにこういう人が居ていいなあ。羨ましいなあ」と思ったものです。

羨ましかったので北見工大でもやろうと思って、あの有名な処理研にメールを送りました。「室蘭でやってるのが羨ましいから、誰か興味ある人いたら一緒にやろうよ」っていう。無謀な試みだったなあとは思いますが、見事に @tututen が釣れまして(そして今でもボスのように君臨していますね)。mintech という勉強会を始めることになりました。まあ、終わっちゃいましたけどね。

釧路 OSS に参加したのもこの年でした。第2回勉強会(釧路開発オフ&SoftwareDesign読書会)とかが最初ですかねー?写真見つけたんですが、勉強会の様子は…いまいちわからず…。

ちょっと流石に北見 Advent Calendar なのに関係ないこと書きすぎたのでそろそろ終わりにしたいと思ってきました。2010 年には就職で東京に出てきてしまった&さすがに社会人1年目は生活に余裕が無かったので活動控えめでしたが、4 年目の今まで少しずついろんなところに顔出しつつ、これからは色々とお世話になったコミュニティに何かしたいな〜とか、ナマイキにも思ったりなどしております。LOCAL PHP部とか mintech とか LOCAL 学生部とか立ち上げにかかわらせてもらったのに放置して出てきてしまって申し訳ないですが、それでも形が変わりつつ今もコミュニティが存在しているのは嬉しいですね!

Enjoy!


P.S.

ちなみに、就職もコミュニティでの出会いがきっかけでして、最初の会社を知ったきっかけは、コミュニティで知り合った人の知り合いの知り合いが社長だったんですね(言葉にしてみるととても遠い他人だった)。なんか全く知らない人とつながるのが楽しかったのでその会社に入りました。結局 1 年 2 ヶ月でやめちゃうわけですが。


Originally published at riaf.jp on December 16, 2013.