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トラブルは起こったほうがいい
トラブルは起こったほうがいい
タイトルは若干釣り気味。もう少し丁寧にいうと「事前に想定できていたトラブルは起こったところで失敗じゃない」という感じでしょうか。
何かしらのアクションをすると、何かしらのフィードバックがあり、それが良いものだったり悪いものだったりするのはそれぞれのケースであると思うのですが、このとき僕は「何も起こらないように対策する」という選択をあまりしないのですね。
その対策について振り返って評価するとき、起こったことについては原因が比較的考察しやすい一方、起こらなかったことについては切り分けが難しいと思うわけです。
「起こらなかった原因は、事前に対策をしたからかもしれないし、対策しなくても起こっていなかったかもしれない。もしくは、あそこまで頑張らなくても起こらなかったかもしれない。」
という感じですね。
もちろん、事前に可能性を考えておくこと自体はした方が良いと思いますが、はじめのタイミングで全ての可能性に対応しようとするのではなく、発生した事象に対してどう対応するかをイメージしておく程度にして、個別のケースについて考えるよりは、判断の軸をどうするか、というのをしっかり決めておくと、全てを考える必要もなく、考慮が漏れていた可能性についても対応しやすいです。
あと、最悪のケースは何かっていうのがわかっていると嬉しいことがあって、まずは (まあこの話では想定していないレイヤーだけど)「最悪の場合人が死にます」みたいなものは事前に対策しておくべきですが、そうでない場合でも、最悪のケースを想像しておくと「それ以上悪いことは起こらない」ということでもあるので、その安心感がもたらす効果はきっとプラスに働くことが多いです。
まあつまり言いたいことは「失敗を恐れるな」というだけだったりする……。